晴れているときに降る雪

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雨の日には雨粒を数えるように、雪の日には、六花を数える。
それははかなく消えてしまうとしても。

夜明けの時間がきたのもわからないくらいに薄暗い中でずっと降り続いていた雪が突然部屋の中まで入ってくるあたたかな日の光に照らされ輝きはじめたら迷わず外に出る。

午前8時、マイナス14度の凍りついた雪原を目の前に、おでこや頬や鼻のあたまにおちてはすぐに消えてしまう六花を感じながら静かに穏やかに深く呼吸をして新鮮な空気を足の先から頭のてっぺんまで行き渡らせ「晴れているときに降る雪がとっても好きです」と大好きな時間を味わえていることに感謝し空に向かって何度も言う。

この冬のはじめは積雪が多く早々とスノーシューを履いて宝物たちが眠る雪原となった空き地を歩けそうだ。エゾシカやキタキツネの足跡を見つけては邪魔をしないように、余計なことをしないように私の冬道けもの道を作ろう。そして歩きまくってポカポカになったならダイブして粉雪をあび大の字になって空を見ながらクールダウンする。
青空から雪がくるくると回りおちてくるのを見るのも楽しくて仕方ない冬の貸し切り時間は、一度味わってしまってからというもの病みつきになってしまった。
何が贅沢で幸せなのかなんて自分が決めることだから、だれかに何か言われる筋合いもない。


それにしても、雌のエゾシカやバンビちゃんたちには何度もあっているのに、どうして雄の立派なツノを持つエゾシカには会えないんだろう。「あの迫力は、ものすごいぞ! 車が来ても堂々として逃げもしない」と主人から聞くたびに悔しくなる。しかし、その反面、「どうか主人の車の前に突然走り出てきませんように」と祈ってしまうのも本当で、それは大型車ではない限り負けてしまうことがすでにわかっているからで、んんん・・・・・見たいけど、会いたいけれど、複雑だ。







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by iroha8788 | 2017-12-11 21:35 | おはようの時間 | Comments(0)