ズミ・ミツバカイドウ・ヒメカイドウ・コリンゴ・サナシの「こりんごちゃん」

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ズミ(ミツバカイドウ、ヒメカイドウ、コリンゴ、サナシ…青森・岩手)
Malus sieboldii (regel)Rehder/Malus Toringo Sieb.
Sieboldii/Siebo...シーボルト
Regel…エデュアルト・アウグスト・フォン・リーゲル
ドイツ生まれの園芸学者、植物学者
(北コーカサスが原産とされるが、いつから「リンゴ」になったんだろう。さらに「apple」とするとリンゴのことだけではないことも疑問が続く)

「ズミ」とはこの樹皮を染料に使うことからの「染み」から派生したものと、酸っぱい実からの「酸実」というのがある。
いろいろと地方ならではの呼び方もあるが、うちではこの木を「こりんごちゃん」と呼ぶことにした。

風よけのために植えてある「ニオイヒバ」にやってくる小鳥たちがおとしてくれたタネから育った大事な実生苗木の1本であり、まだ幼くともしっかり「木」であるまわりの草刈りをすることでその刈り取られた草たちも大事な肥料となり毎年少しずつ育っていくのを見守っていた。それは自分以外の生き物を観察させてもらいながらもここで一緒に生きていくかのようで実は「木に見守られる」そんな感覚かもしれない。
「林檎」という植物もまた調べれば調べるほどいろいろな文献が出てきたり、植物学者たちの探究心の凄まじさを感じながらもなぞるようにひとつひとつ確認しているうちに気づいたら覚えてしまったことは、植物と同時にそこにいる様々な虫たちへの感度を高くし眼に見えない土の中の根を想像する。それは今年はじめての近づいてくる雷鳴を聴き窓の外に稲光を見るといつも植物の「根」と思ってしまうことと同じように。
そしてそれは人間がいない方がすんなりコトが運んでいくということを忘れないようにするためでもある。
ここに住んでから雷鳴や稲光がちっとも怖くなくなり、稲光を見るとどうしても「木の根」と重なってしまい感動してしまう。
ほんの4年前までは「くわばらくわばら」と祖母から教わった「本来の意味」で唱えていた。


これでまたうちの敷地内に生えている「木」の名前がひとつ判明した。
少しずつ少しずつうちの先住民たちの名前がわかるようになっていくことの楽しさは間借りさせてもらっている私にとって「一緒に生きてくれる生き物の仲間」としてその日まで続きそうだ。



おん。





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by iroha8788 | 2018-06-02 06:02 | 林檎の樹 | Comments(0)