Schneekoppe

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10年越しの夢を叶えるべく迎えて3年目のこのバラは、より強さを見せつけるようにどんどんシュートを伸ばし花芽をたくさんあげている。

「シュネー・コッペ 」 という1984年にドイツで作出されたあたらしいこのハイブリッド・ルゴサは、間違いなく「強健種」だ。そしてとても上品な甘い香りだ。蝦夷梅雨の今、曇り空の湿度が高めの朝は、羽がぬれて動くことができない虫たちよりも先に花に鼻をくっつけてクンクンしまくる。


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うちでは一季咲きの野バラ、オールドローズが多く樹形も自由奔放な暴れん坊さんの子が多いなか、この子は四季咲きでぐんぐん枝を伸ばすもののとてもおとなしい。
ここの気候が合っているのか病気になったことは今のところ一度もないが、エゾシカやエゾユキウサギ、アオムシ・ケムシ子に食べられてしまう。しかしそれもこのバラには関係ないようで、もう心配をするのはやめている。開花間近の蕾に強い雨が当たると花びらが痛むがたくさんの蕾が次々に開花していくのでまったく問題はない。

そして秋の紅葉とローズヒップも楽しみで仕方ない。ローズヒップは去年の秋に試食済みで、甘いものが苦手な私にもたまらなく、ただ甘いだけではなくしっかり酸味も感じられるのがいい。この秋も小鳥たちと競争になるのはわかっているが、少しでも多く収穫できたらいいなと思っている。ジャムにしたい気もするがそれはやはり邪道で、その場で食べるのが1番美味しい。


おん。


窓から外を見ると「茶色い物体」がゴソゴソクンクンと、刈らずに残しておいた大好きなグラス類の葉っぱの匂いをかいでいる…。
ヒョー!キタキツネッ!と嬉しくなって急いで窓をあけ「ギャオン!」と語尾を短めにしながら挨拶をすると、振り向いてくれたはいいがすかさず「フンッ!」という顔で逃げることもなく堂々と立ち去っていった。
久しぶりにやってきた尻尾モコモコキタキツネは、しっかりうちをテリトリーとしたままでいてくれるのが何より嬉しいが(もともとキタキツネのテリトリーに間借りさせてもらっているのは私の方だ。)、しかし、いつになったら返事をしてくれるんだろう。
当分は無理だろうと覚悟しているが…。


ここに住んでわかったことだが。
北海道に「梅雨」はないらしいが、蝦夷地には「蝦夷梅雨」がある。
内地のようにエアコンが効いた部屋や車や店などから出た瞬間のモアモアで息ができないほどの高温多湿ではなく、期間は短めで気温が低く、片付けたばかりのストーブをまたひっぱり出すほど寒い日がある低温多湿だ。
蝦夷地の6月は間違いなく「蝦夷梅雨」だ。





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by iroha8788 | 2018-06-28 06:28 | ハイブリッド・ルゴサ | Comments(0)