待っていただけ
2018年 08月 18日
三年前にいただいたひと株の赤花ゲンノショウコが落としはじめたこぼれ種と、うちにいた先住民の白花ゲンノショウコのこぼれ種が隣り同士に着地して発芽して今、はじめて一緒になって咲いている。
どちらのゲンノショウコもいろんなところで発芽して咲いているが、一緒になれたのはこの一ヶ所だけだ。
赤花か白花かは、蕾がゆるみガクの先から花びらの色が少し見えるまで分からない…この楽しみのために観察しすぎないようにしていた。わからないからこそ楽しみがつづき、わかったときの嬉しさはこのうえないものとなる。
赤花のゲンノショウコをいただいたときから密かに願っていた。
最初から隣り同士に植えるなんて、そんなのつまらない。
そんなことをしなくてもいつかこの二種類がそろって咲いてくれる。
わたしは、待っていただけ。
by iroha8788
| 2018-08-18 15:15
| おはようの時間